子どもや孫、さらにその先の世代もゆたかに暮らすために、インフラを維持し、
雇用を生んでいくことは必要不可欠です。
厳しい外部環境の中で一次産業や自然資源の維持に苦しむ地域において、利用するエネルギーや
森や海などの自然資源に向き合うことは、持続的な地域づくりのチャンスにもなりえます。
私たちは、エネルギーの利用や自然資源活用に対し、
地域の一員として自治体や地域の皆様と共に考え、汗を流してまいります。
PROJECTS
三ッ輪ホールディングスについて
私たちが提供する価値
取 組 み の ご 紹 介
クレジット制度を活用した温室効果ガス削減の取組み
森林による持続可能な地域づくり
森林のＣＯ２吸収で価値を生み出す
日本にはたくさんの森林資源があります。私たちは地域にある人工林や天然林を活用し持続可能な地域づくりに役立てています。具体的には、森林のCO２吸収により生み出した環境価値を国の制度によりクレジット（J-クレジット）化し、販売する事で資金を作ります。この資金は、森林保護や地域活性化へ投資することで地域の持続可能性に繋げています。J-クレジット創出までの計画書作成や申請、販売支援、地域への還元まで一貫したサポートをしております。
自治体の皆様からの声
水産農林課参事 千種正則さん
三ッ輪グループとの協業では、「脱炭素」とは何か？という基礎からの丁寧なレクチャーをはじめ、自治体の現状に寄り添った対応をしてくださるおかげで、プロジェクトに関わるメンバー一同が知識を深めながら取り組むことができています。 尾鷲市の一次産業、また自治体としての持続可能性を高めていくための自然資源の活用方法について現場に入りながら同じ目線で考えてくださるので、自然に推進力が生まれ、信頼関係を築くことができています。 今ではビジネスパートナーを超えたファミリーのような関係です。
農業クレジットの創出支援
日本各地にある農地を活用したJ-クレジット創出を支援
「水稲栽培における中干し期間の延長」や「バイオ炭の農地施用」など日本各地にある田んぼや畑を活用した脱炭素の取り組みを実施しています。農業クレジット創出を通じて、生産者の新たな収入源にする事を目指しています。
地産電力の地域内循環を目指す取り組み
地域発電会社を設立
電力の地産地消を通じて域内の脱炭素を実現
地域内での再生可能エネルギーの生産・電力供給による脱炭素モデルを構築しています。岡山県西粟倉村では、2050年カーボンニュートラルに向けて、村と共に再生可能エネルギーの発電を行う「西粟倉百年の森林でんき株式会社」を設立。電力の地産地消を通じて地域内の脱炭素化へ貢献しています。
自治体の皆様からの声
地方創生特任参事 上山隆浩さん
産業観光課 白籏佳三さん
三ッ輪グループから「プレーヤーとして自社の社員を西粟倉村に派遣する」という話を聞いたときは驚きました。実際に人材だけではなく資金も投下し、長期で徹底的にプロジェクトにコミットしてくださっています。主体的に責任感を持って事業を推進し、しっかりと収益も出していこうという姿勢には非常に安心感があります。引き続き三ッ輪グループの知見とノウハウを共有いただきながら、地域にメリットを還元していきたいと思っています。
代表取締役 寺尾武蔵さん
「約20年間働いていた電力会社での経験を活かし、エネルギーの地産地消を目指す新電力会社の立ち上げに関わってみたい」との思いで、2022年7月に地域おこし協力隊として西粟倉村に移住してきました。
会社運営や経営ノウハウなどについては知識がなく不安もありましたが、「西粟倉百年の森林でんき（百森でんき）」に取締役としてジョインしてくれている三ッ輪グループの中島さんをはじめ、総務や経理など各部門からお力添えをいただきとても心強く思っています。
村の皆さまに「百森でんきがあってよかった」と思っていただけるよう、これからも三ッ輪グループの皆さんと力を合わせて邁進してまいります。